サイクリング・レビュー

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1~2万円台で買える”折りたたみ自転車”をおすすめしない理由とは

当サイトでご紹介させていただいている折りたたみ自転車はどれも軽量で高性能、そしてスポーティなものになります。 そのため、販売価格が1~2万円台のものはおすすめしておりません。なぜおすすめしないかと言いますと、そういった製品は”折りたたみ自転車”というよりは、”折りたたむ事もできる自転車”であることが多いからです。

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どういった違いがあるかというと、折りたたみにかかかる時間だったり、持ち運びの快適性に顕著に表れてきます。そして、”折りたたむ事もできる自転車”では、輪行をするのは難しいでしょう。

たとえば、ダホンのエントリーモデルであるRouteはメーカーサイトの情報では 12.2 kg ですが、大手通販サイトで「折りたたみ自転車」と検索して、最初に表示された 15,781円の折りたたみ自転車は 15.5 kg です。

そこで、もう少し詳しくスペックを見比べてみたいと思います。

スペックの比較

Dahon route のスペック

タイヤサイズ:20 × 1.5 フレーム材質:7005 アルミニウム 重量: 12.2 kg 変速機: シマノ7段 折りたたみ時サイズ: W89 × H64 × D34 体積にして 193664 ㎤ = 194 リットル

15,781円の自転車のスペック

タイヤサイズ: 20 × 1.75 フレーム材質: スチール 重量: 15.5 kg 変速機: シマノ6段 折りたたみ時サイズ: W83 × H74.5 × D50 体積にして 309175 ㎤ = 309 リットル

何が違うのか

いかがでしたでしょうか? さっと見ただけで大きな違いは見つけられましたでしょうか。 これから、一つずつ見ていきましょう。

タイヤサイズ

タイヤの幅が違います。タイヤは細いほどスピードが出しやすく、太いほど乗り心地がよくなります。routeの方はスポーティなので、細めのタイヤになっています。これは良し悪しではなく、好みの差になると思います。

フレームの材質

次にフレームの材質ですが、route は ”7005 アルミニウム”で、強度が高く飛行機などにも使われている素材です。対して、15,781円の自転車(以降 15781)は”スチール”と表記されていますので、クロモリではなく安価な材質のものでしょう。この差は乗り心地や耐久性に関連してきます。

重量

重量は前述したように route 12.2 kg 。15781は 15.5 kg です。重たい自転車は基本的にスピードが出せませんし、坂道が辛くなります。そして、折りたたみ自転車特有の持ち運ぶという面でとても不利になります。

変速機

変速機は共にシマノですが、route は Tourney, RD-FT35 で、15781は不明です。 ちなみにTourneyはシマノでも最低グレードです。

折りたたみ時サイズ

折りたたみ時のサイズですが、体積に換算すると、route は 194 リットル、15781 は 309 リットルと、115リットルもの開きがあります。15781のように大きいと、電車での輪行は不可能でしょう。改札口を通り抜けるのも大変だし、車内で場所を取りすぎてしまうし、何よりそれを持って移動するのですから、かさばって重たいものは苦痛になってしまいます。また、自動車に積んで移動したり、屋内に保管する場合にも折りたたみ時の大きさは、特に気になるところですね。

スペックから読み取れないもの

スペックには書かれていませんが、15781は収納時にペダルは折りたたむことはできないでしょうし、サドルを伸縮するためのクイックレバーも無し、ハンドルは取り外し式です。これでは、折りたたみや組み立てに、とても時間がかかってしまうでしょう。※15781の紹介写真で確認しました。

まとめ

販売価格が1~2万円台のものでは、「折りたたみが簡単で、かさばらず、軽量だからできる遊び」という世界には踏み込むことができない事がおわかりいただけたでしょうか。

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